第4次経営戦略計画
【概要版】

1協会の『経営理念』
この法人は、名古屋市におけるアマチュアスポーツ及びスポーツ・レクリエーションの普及促進を図り、また教育の振興に資する事業を行い、もって名古屋市民の心身の健全な発達と明るく豊かな市民生活の形成に寄与することを目的とする。【定款第4条】
2第4次経営戦略計画の策定
協会は、名古屋市から公表された『外郭団体のあり方』における4つの「戦略基軸」を踏まえ、「経営戦略方針」を組織の方向性を示すものとして掲げ、平成18年度からの「経営改善計画」に始まり、「経営戦略計画(第1次~第3次)」を策定し、これまで実践してきました。
各計画の策定においては、「経営戦略方針」のもと、現況に合わせた具体的な取り組みを「経営戦略目標」として定め、目標の達成度合いを測る指針として掲げた「成果指標」の継続的な進捗管理により進めてきましたが、厳しい状況の中、さらなる経営努力が求められています。
本計画の策定においても引き続き、「経営戦略目標」、「成果指標」を定めPDCAサイクルの中で結果分析と経営改善を行っていきます。
3第4次経営戦略計画の期間
計画期間:令和2年度から令和4年度までの3ヵ年
4第4次経営戦略計画の『経営戦略方針』と『経営戦略目標』
経営戦略方針 | 経営戦略目標 |
---|---|
1. 公益財団法人としての公益性を維持しながら、安心・安全な事業運営を行い、「スポーツ」と「教育」の振興を促進する。 | 1-1 スポーツ実施率を高める講座や大会等の実施と快適な施設づくり 1-2 安心・安全な給食物資の提供 1-3 積極的な広報活動 |
2. 指定管理者制度の導入等による民間企業との競争の中、コスト削減や自主財源の確保・拡充による収益性の向上を図り、財務体質を強化する。 | 2 効率的な経費執行と収入の確保 |
3. 市民ニーズに基づき、スポーツを通した市民の体力づくり、トワイライトスクール事業等を通した子育て支援、生涯を通じた学習活動の支援などを他の機関や地域と連携・協働して推進する。 | 3 各種団体・地域との連携による協働事業の実施 |
4. 職員の資質向上を図るとともに、地域に貢献できる事業の実施を通じて、地域人材の活用と、地域との連携を推進する。 | 4-1 地域人材の発掘・育成・活用 4-2 職員の資質向上 |
5『成果指標』の目標設定
指標 | 令和4年度目標 | 令和3年度総括実績 |
---|---|---|
1 講座・教室受講率【スポーツ】 | 75.5% | 74.6% |
2 お客様満足度 | 96.0%以上 | 96.8% |
3 「アレルギー物質・添加物除去物資」、「地産地品物資」の開発提案(累計) | 12物資 ※1 | <アレルギー物質・添加物除去物資> 21物資 <地産地品物資> 1物資 |
4 協会ホームページの総ページアクセス件数 | 12,500千件 | 8,668千件 |
5 利用料金収入 | 103% ※2 | 71.3% |
6 自主事業収入 | 41,000千円 | 25,458千円 |
7 新規協働事業数【スポーツ】(累計) | 33事業 ※1 | 33事業 |
8 連携団体数【トワイライト】 | 27団体 | 18団体 |
9 母語アシスタント配置校数【トワイライト】 | 10校 | 8校 |
10 自主学習グループ新規事業数【生涯】(累計) | 33事業 ※1 | 25事業 |
11 障がい者スポーツ指導員有資格者数 | 80人 | 60人 |
- ※1計画期間3年累計で取り組む数値
- ※2平成28~30年度実績に基づき算出した基準値に対する割合
6第4次経営戦略計画の具体的な取組内容と進行管理
個々の取り組み事項:一例
- 「1-1. スポーツ実施率を高める講座や大会等の実施と快適な施設づくり」より
- 子どもから高齢者まで、ライフステージに応じた事業を開催し、生涯にわたり市民のスポーツ活動の動機づけとなる多様な機会を提供します。
- 「2. 効率的な経費執行と収入の確保」より
- 協会管理施設における収入や利用者数、コスト削減実績等に基づいて経営状況を評価し、成果に応じた弾力的な財源配分を実施します。
- 「3. 各種団体・地域との連携による協働事業の実施」より
- 地域との協働による事業展開として、区役所・保健所などの行政機関との連携による、健康・体力づくりに資する事業 (生活習慣病予防を目的とした運動指導や食事指導、健康・体力づくり等)を開催します。
- 「4-1. 地域人材の発掘・育成・活用」より
- 地域の方々が中心となった「事業ボランティア」の協力を得て、『学び』『遊び』『交流』『体験』を支える活動の充実を図ります。
第4次経営戦略計画の全文は、(公財)名古屋市教育スポーツ協会が管理する施設でご覧いただけます。