昭和区の文化財を知る3~調査の計画を立てる~
9月4日「昭和区の文化財を知る(なごや学 文化財保護室共催)」の3回目。
今回は「文化財調査の計画を立てる」というタイトルで、名古屋のなりたちと
歴史、昭和区のなりたちと歴史、そして文化財の調べ方について、纐纈茂学芸員に
お話しいただきました。
旧石器時代の焼き物の分布から濃尾平野の固い地層が北東に多いことや、伊勢湾は
浅く昔は渥美半島の先から海だったこと、昭和生涯学習センターのある石仏町は
江戸時代の初めは、家が45件、人口は285人だったことなど、愛知、名古屋を
視野に入れた大局的な話から身近な地域の話まで細かく説明していただきました。
受講生は真剣に聞いていて、質疑応答もたくさん出ました。