アイスリンク転換工事 番外編
10月4日より始まった、アイスリンク転換工事は終盤を迎えております。これまでいろんな工程を皆さんにお伝えしました。その中で、リンクの形に何か気づいた方はいらっしゃいませんか❓👂(耳)
そうなんです、一部フェンスがない所があるんです。
ピンクの部分のフェンスがないのがおわかりいただけると思います。通常のリンクは、一周ぐるっとフェンスが設置してあります。どうしてでしょうか?
これは、10月28日から31日まで「ISUワールドカップ ショートトラック」が開催されるからなんです。
では、どうして一部のフェンスがないのでしょうか?
ショートトラックという競技は、1周111.12mの小さなトラックを猛スピードで滑走する競技です。それ故に転倒してコーナー等に激突すると、かなりの衝撃を受けて骨折する選手もいるということです。その対策としてフェンスの前には防護マットが設置されていますが、さらに衝撃を和らげるために、転倒の可能性の高い2カ所のフェンスを外すということなんです👀
これを「ハイブリッドシステム」と言います。
実はこのハイブリッドシステムを採用しているのは、現在国内の室内リンクで何と「日本ガイシアリーナ」だけなんですよお~(^_-)-☆