1月27日(水)~31日(日)において第76回国民体育大会冬季大会スケート競技会(ショートトラック・フィギュア)・アイスホッケー競技会「夢!きらリンク愛知国体」が開催されました。
日本ガイシアリーナでは、スケート競技のショートトラック・フィギュア大会が開催され、日程は1月27日から30日午前までがフィギュアスケート、30日午後からはショートトラックでした。
今大会は新型コロナウイルス感染症の影響により一時は開催が危ぶまれましたが、無観客での開催となりました。
感染対策の1つとして選手はもちろん大会関係者・施設管理者全員に2週間前からの体温の記録が義務付けられました。
名古屋市工芸高校の生徒の皆さんがデザインした応援の横断幕やポスターも掲示されました。
フィギュアスケートにおいては皆さん素晴らしい演技を披露されました。
競技結果は
少年男子1位は鍵山優真さん(神奈川)、2位は佐藤駿さん(埼玉)、3位は本田ルーカス剛史さん(滋賀)
少年女子1位は松生理乃さん(愛知)、2位は吉田陽菜さん(京都)、3位は河辺愛菜さん(京都)
成年男子1位は友野一希さん(大阪)、2位は田中刑事さん(岡山)、3位は日野龍樹さん(愛知)。
成年女子1位は坂本花織さん(兵庫)、2位は川畑和愛(東京)さん、3位は横井ゆは菜さん(愛知)。
となっております。とても素晴らしい演技でした。
写真はキス・アンド・クライというフィギュアの競技後選手とコーチが採点結果を待つためのスペースとなります。
30日午後から開催したショートトラックですが、簡単に競技の説明をいたしますと、フィギュアスケートと同じリンクで行われる競技で、1週111.12mのトラックを1回の競争で最大6人が同時に左回りに滑走して、タイムではなくゴール順を競う競技となっており、目まぐるしく順位が入れ替わったりコースの奪い合いで選手同士が接触することがあるなど大変スリリングな競技となっております。
9周勝負の成年1000mでは、男女とも優勝が平昌五輪代表選手で、男子は吉永一貫さん(愛知)が優勝。31日に行われた個人500mと成年男子5000mリレーでも優勝し3冠を達成しました。
成年女子1000mの優勝は神長汐音さん(長野)で、準決勝において大会記録を更新、さらに31日に行われた成年女子3000mリレーにおいても大会記録を更新しての優勝で2冠となりました。成年女子500mでは同じく平昌五輪代表だった菊池純礼さん(長野)が大会記録を更新し優勝。
少年の部門は500m、1000mにおいて男女とも同じ選手が優勝し2冠を達成しました。男子は宮田将吾さん(大阪)で500m準々決勝で大会新記録を出すと、準決勝、決勝とレースごとに記録を更新する大活躍でした。女子は犬塚莉帆(埼玉)選手で決勝で大会記録を更新し優勝されました。
今大会においてはショートトラック・フィギュアともに地元愛知県の選手が活躍し、大いに盛り上がりました。コロナウイルス感染拡大によって緊急事態宣言が発令された中での開催でしたが、無事今大会は終了しました。
冬季国体が開催されました、日本ガイシアリーナアイスリンクですが、3月末までの営業となっております。
皆さんのご来館お待ちしています。