南陽プールは、少し歩くと野鳥の飛来地として有名な「藤前干潟」が望める河口や海面の近くにあって、津波被害には十分警戒しなければならない地域にあります。またこの辺りは準工業地域に属し、物流倉庫や資材置き場が立ち並ぶほかはわずかな住宅があるばかりで、目立つ大きな建物がありません。これまでは当プール周辺の津波避難ビルとしては、そのそびえたつ煙突が目立った名古屋市環境局の南陽工場がありましたが、昨年から焼却設備などの大規模な更新工事(令和8年度完成予定)が行われ、現在は「津波避難ビル」としての指定がありません。そんな中で今回あらためて作成した「津波避難ビルMAP」、お客様のいざという時の案内と日頃の備えとして活用いただければ幸いです。ただし、避難はくれぐれもご自身の体力との相談と適切な情報に基づく早め早めの判断が大切です。
追記:ところで今回の地図つくりでは、「OpenStreetMap」を初めて利用しました。日頃、プライベートではYahoo地図やGoogleMapが身近で使い慣れているのですが、仕事で使うにはやはりいろいろ制約もあって使いにくいようです。その点この「OSM」は、かなり自由に活用できるようです。でも作成はなかなか手こずり、結局、白地図としてしか活用できませんでしたが、、(泣)