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中村生涯学習センター

中村生涯学習センター 施設ブログ

2018年11月のアーカイブ

ロビー展示(12月)が始まりました。

2018年11月30日 金曜日

12月のロビー展示は手工芸クラブです。来年の干支(亥)の飾りとクリスマスの飾りです。この展示が始まると「もう年末だなあ」と感じます。併せて、健康体操クラブの案内も掲示してあります。ぜひ、一度ご覧ください。期間は1か月です。


12月14日(金)の体験会(左:押絵干支・右:型抜きアート干支)の案内もあります。

NESPA自主事業 『子ども将棋大会』が開催されました!

2018年11月25日 日曜日

素晴らしい秋晴れのもと。11月25日(日)の午前10時から、『子ども将棋大会』が開催されました。会場の視聴覚室には、当日の朝から22名の子ども棋士が勢ぞろいして、初の栄冠目指して真剣な眼差しで対戦に取り組みました。試合方式は、低学年と高学年に分かれてトーナメント方式で行われました。講師の北澤博先生(日本将棋連盟公認指導員)のルール説明等を聞いた後、90分に渡る熱戦がスタートしました。1試合10分の制限時間で、決勝戦まで、4回勝ち抜かなければいけません。最初は、慣れない対戦方式に戸惑っていた子どもたちも、試合が進むうちにどんどん白熱していきました。応援にみえた保護者の皆さんも熱心に見つめていました。最後に、館長より低・高学年別に、優勝者・準優勝者の子どもたちに「表彰状」を渡しました。また、次回の開催をお楽しみにしてください。


 

30年度後期講座だより なごや・なかむら学~地域と文学~

2018年11月12日 月曜日

平成30年度から、生涯学習センターの職員が市の主催講座にも大きくかかわってきています。今回はその中から見出しの講座「なごや・なかむら学~地域と文学~」について、お伝えします。11月8日(木)の秋晴れの日、同朋大学との共催で開催されました。会場は同朋大学のDoプラザ(円形建物)1階ホール。ちょうど、昔の有松中学校の円形校舎のような建物です。中には「喫茶」や「販売店」も入居している建物でした。午前10時10分集合、40分開始で90分間の講義形式の講座でした。第1回目の講師は、同朋大学専任講師の箕浦尚美先生です。大阪大学文学研究科で国文学を専攻されて、「お伽草子」や「天野山金剛寺」等関連のご研究の造詣の深い先生です。

第1回は、「古典文学に見る尾張国」というテーマで、「姥皮(うばかわ)」の話を中心に講義していただきました。尾張の国「甚目寺」に伝承されているこの物語は、「鉢かつぎ」的な物語で、美しい姫が「老婆の姿」になる皮をかぶり、貧しい身なりをして下働きしていた貴族の若君と結ばれるというハッピーエンドの物語です。中村区に近い「甚目寺」にも室町時代の物語が残っていることにびっくりするとともに、残り3回の講義も楽しみになりました。参加者の中には「生涯学習センターの講座で同朋大学を初めて訪れる機会を得て、よかった。最新の研究を直に聞けるし、大学生に戻った気分も味わえた。」という感想を言ってみえた方もいました。次回以降の予定は、「江戸時代名古屋の書肆・古書肆(服部仁同朋大学特任教授)」「庄内川と古典文学~『日本霊異記』尾張国の力ある女(大脇由紀子同朋大学文学部講師)」「中世尾張の僧侶無住の『沙石集』とその説話(箕浦尚美同朋大学文学部専任講師)」の3回が予定されています。残念ながら、公開講座ではありませんので、ご承知おきください。今後も地域の教育専門機関である大学との連携・共催の講座が企画されますので、その機会には多くの皆様に奮って参加していただきたいと思います。