令和ゴーヤの栽培日記（４）♪
台風１０号が日本海に抜け、少しずつ天気が回復してきました。暴風警報が出ていたので、ゴーヤの棚が心配でしたが、ほとんど何の影響もなく、しっかりと立っています。今年、もう何本目か忘れましたが、今日も「美味しそうなゴーヤ」が１本、採集できました。利用者の皆様からも「予約したいわ」「残念！この前名東生涯学習センターをつけていたゴーヤが採られているわ」といった声をいくつか聞いています。緑のカーテンによる「省エネ」が主目的のゴーヤ栽培ですが、今年は思いがけずに豊作で、利用者の皆様にも「おみやげ」がたくさん出来ました。くれぐれも衛生管理に留意して、おめしあがりください。
ところで、ゴーヤの苦みの正体は「モモルデシン」です。この「モモルデシン」は、実に20種類以上ものアミノ酸から成り、主に「胃腸の状態を整え、食が進むようになる」「傷ついた胃腸の粘膜を守る」「血糖値・血圧を下げる」「夏バテ改善」などと言った効果があると言われています。
また、ゴーヤにはトマトの約5倍ものビタミンCが、セロリの約2倍の豊富な鉄分が、白菜のおよそ2倍の食物繊維が含まれているそうです。夏野菜のスーパースターみたいなゴーヤで、残暑を乗り切ってください。
ゴーヤの棚には、まだ２０個以上の「黄色い花」が咲いています。まだまだ、たくさん実りそうですね。
窓口に置いてあるゴーヤの実はすぐに引き取り手が現れます。