新年度、新館長での4月も、あっという間に月末を迎えました。初夏のように暑かったかと思うと、季節が逆戻りしたように寒かったり、また梅雨のように雨が続いたりもして、なんだか目まぐるしかった気がします。みなさま、くれぐれもご自愛を!
先日、高齢の方が来館されました。
この方からお話を伺うと、次のように話されました。
「千種生涯学習センターの前で、道に迷って困っていたら、センターの人が、親切に応対し、助けてくださった。
そのおかげで、無事に目的地に着くことができ、そのお礼を言いたくて来ました。」
この方は、「ありがとうの心」を伝えるために、来館されたのです。
今年度、標語として、『ありがとう 楽しい仲間 笑い増え』を掲げる当センターにとって、こんな嬉しいことはありません。
私は、感動のあまり、この方を、若水三丁目のバス停までお送りしました。そして、バスに乗り込まれる姿を、お見送りしながら、
心の中で語りかけました。「センターに、また是非、おいでください。いつでも『ありがとうの心』で、お待ちしております。」と。
職員一同、「ありがとうの心」で、お客様をお迎えしようと張り切っています。
皆様方も、たくさんの「ありがとう」を見つけに、千種生涯学習センターにご来館いただければ幸いです。
館内のいたるところに標語が掲示してあります。
いくつ「ありがとう」があるか、さがしてみよう。
ご挨拶
この4月、名古屋市千種生涯学習センター館長に赴任しました 水野 生康 (みずの なるやす) と申します。
昨年度までは、緑区の太子小学校で、心の教育、道徳教育を中心とした学校教育を推進してきました。太子小学校の昨年度のキャッチフレーズは『ありがとうの あいさつで 笑顔を増やそう』でした。ありがとうの挨拶は、すべての人を笑顔にするだけでなく、人の心も大きく変える力をもっていることを子どもたちと共に学び合いました。
今年度、千種生涯学習センターの標語は『ありがとう 楽しい仲間 笑い増え』です。
『感謝の心で、仲間と共に楽しみながら、笑顔をさらに増やしたい。』
このような心意気で、髙山前館長の思いを引き継ぎ、より一層、地域に愛される千種生涯学習センターを目指します。
どうぞ、よろしくお願い申しあげます。
満開の桜がお出迎え(水道みち緑道)